小さな子どもだけでの犬の散歩

愛犬の朝の散歩の途中、公園の前を通ると、息子が必ず寄り道してしまいます。
今日も例外なく、公園で寄り道をしている息子。その間、私はあんずと公園の隅で待っていました。
するとそこへ、まだ就学前かな?という女の子と、小学校低学年くらいの女の子(おそらく姉妹)が大型犬(犬種は伏せます)を連れて公園に入ってきました。

しばらく様子を見ていましたが、周りを見ても親らしい人の姿はなく、連れている犬より体の小さい女の子が二人。
体も小さく、力も弱い、女の子二人に散歩を任せるからには、相当厳しく躾けられたワンコなんでしょうけれども、初めて見る子だったので、私にはどんな性格の子なのかわかりません。

うちの犬が吠えて、相手の犬が興奮してしまったら?
犬に引っ張られて、女の子たちが転んで怪我をしたら?

どっちの犬が怪我をしても嫌ですし、女の子たちに何かあったら困る……と思って、お互いの犬が相手の存在に気づく前に、そっと公園を出ました。
公園を出るまでの間、お互いの犬がお互いの存在に気付いてしまわないかドキドキしました。

小さな子どもたちだけでの犬の散歩。
大人はもう少し考えて欲しいものです…。

彼女たちは、自分たちで「散歩に行きたい!」と言ったのかもしれません。
私の息子(1歳)も、このところ、愛犬のリードをひとりで持ちたがります。大人がリードに触れると怒ります。
それでも、やはり犬よりも力の弱い小さな子どもだけに、リードを持たせるのは危険です。

この日、出会った犬だけではありません。
私の住むエリアで、犬をコントロールできない子どもだけでの散歩を度々見ます。
親御さんが家事や仕事で忙しいのは、私にもよくわかります。

しかし、どんなに躾けられている犬であっても、何が起こるかはわかりません。
大切な子どもも犬も、そして、他人も他所のお宅の犬も危険に晒してしまう可能性があります。
犬をコントロールできない子どもにリードを託す前に、その危険性を考えて欲しいものです。

余談ですが、我が家はどうしても愛犬のリードを持ちたい息子の気持ちを満たすため、ダブルリードにして、私が短めのリードを持って、愛犬をコントロールして、息子には長めのリードを持たせています。