先日、3歳の息子を夏休みにスイミングスクールの3日間の短期教室に参加させました。
水遊びが大好きな子なので「そろそろスイミングデビューできるかな?」と申し込んでみました。
保育園へは通っていますが、習い事は初めてです。
幼児の参加も受け付けてくれている短期教室でしたが「初めての場所、初めての先生、初めて尽くしの環境で親と離れて息子一人だけでレッスンを受けられるのか?」と心配していました。
初日は大きいプールに入れるということで、すんなりプールサイドへ向かった息子。
水遊びは好きでも、水に顔をつけることはできません。
周りは、知らないお友だち。(年齢もみんなひとつ上だったようです)
当然、2日目からのレッスンは「行きたくない・・・」と言いながら渋々参加していました。
3日目も私にしがみついて離れず、半ば強引に引き剝がしてスタッフの方がプールサイドへ連れて行ってくれました。
しかし、お水に入ってしまえばまんざらでもない様子でした。
3日間、レッスンの様子を見学させていただきましたが、もう先生の指導がとにかく素晴らしかったです!!
1クラス6名くらいいましたが、ひとりひとりの水慣れのレベルを見極めて「この子はこのくらい行けるはず」と課題を設定して、設定した課題がクリアできればまた少し難易度を上げ、できなければすぐに本人ができるところまで少しレベルを下げて、その課題を成功させます。そうして、本当に少しずつレベルを上げ、成功体験を積み重ねて自信をつけさせていました。
犬のトレーニングと全く一緒でした。
そして、先生の指導で子どもたちはどんどんできることがレベルアップしていました。
「なるほど~!こうやって水に慣れさせていくのね」と感心してしまいました。
レッスン最終日、私にしがみついて離れなかった息子ですが、レッスンが終わる頃には「スィーって泳げたよ!!(水中に沈めた台を蹴って先生の差し出している手まで浮かんで飛びつけるようになりました)」と嬉しそうに報告してくれました。
そして、家に帰ってからは「明日もスイミング行きたい!」と駄々をこねられました。
いきなり高い目標を掲げるのではなく、細かく段階を踏んで、成功体験を積み重ねて自信を持たせることの大切さを息子のスイミングを通して改めて感じました。
犬のトレーニングを進めていて、ついつい結果や成果を早く求めてしまうことがあるかと思いますが、スモールステップで一歩一歩、着実に課題をクリアできるように導いて行けるようになりたいですね。